E36 M3 Coolant Leak – クーラント漏れ

ラジエーター交換したがその後クーラントが減る。どこからか漏っている。

一番怖いのはヘッドガスケット破損だがオイルにクーラントが混じったりクーラント側にオイルが混じったりしているわけではないのでOK。

ラジエーター交換時に考えたウォーターポンプだが交換しなかったので、ウォーターポンプの寿命ということも考えられる。クーラントが漏れると水だけ蒸発して白い跡が残るので白いクーラントの飛散跡の周辺を見ることから始める。

ショップに持ち込んでプレッシャーテスターを使う。クーラントのタンクにテスターをつなげ、空気入れのようなポンプでクーラントのシステムに圧をかける。1気圧ちょっと。気圧計の針が動かなければよいのだが少しずつ圧が減ってくる。

ウォーターポンプからの漏れはベルトプーリーが邪魔していてよく見えない。その下のクランクなどにクーラントの痕跡がある。ファンにも痕跡。

リフトでクルマを上げて下から見る。アッパーホースのサーモスタット側の付け根からクーラントが漏れていた。ホースクランプが緩めだったので締め上げてまたテスターで圧をかける。ホースの付け根からまた少しずつクーラントが出てくる。クランプを交換。位置も少し換えて締め上げた。

数日たってチェック。同じホースの付け根がまだクーラントで濡れている。ホースがダメ、と判断。この前外した古いホースはとっておいたのでそれと交換。ホースを外すとホースとサーモスタットハウジングのクーラントが溢れ出る。新しいはずの外したホースの下側にクーラントが漏れて蒸発した白い痕跡。ホースはゴムや繊維が何層にも重なって作られているが、この層の間から漏れることがあるらしい。見てわかるものでもない。サーモスタットハウジングのホースが付くところをスコッチブライトで掃除し、古いホースを取り付け。

流出した分のクーラントをタンクに追加、エンジンをかけヒーター全開にしてエア抜き。

これでホースの付け根の漏れは止まった。あとはクーラントの減りを様子見。

 

 

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