E36 M3 Transmission Differential Oil – ギア、デフオイル交換

1速への入りがぎこちなくなってきた。ギアオイルの前回交換は前オーナーが3年前にやっている。M3はもっぱら日常の脚でハードな扱いはないが、それでも2年毎に換えておきたいかな。

トランスミッション用にRed Line MTL、デフ用にRed Line 75W90 GL-5を友人のショップで出してもらい、クルマを浮かせて作業。クルマはできるだけ水平にしてオイルを抜きたいので前はランプに、後ろはジャッキアップしてウマに載せる。それでもちょっと窮屈だったのでトランスミッションのプラグを緩めたり締めたりするときはさらにジャッキで少しスペースを作って作業。

M3のギアオイルの交換は初めて。トランスミッションのフィラープラグの位置がPorsche 915なんかと比べるとだいぶ低い位置。へぇ、なんて思いつつプラグを緩め、その後ドレーンプラグを緩めてオイルを抜く。トランスミッションのフィラープラグとドレーンプラグは同じもので磁石が付いていたりはしない。プラグの頭は普通の17mm、結構なトルクで締まっていてブレーカーバー出動。

オイルは手動ポンプを使って入れて注油口から溢れ始めたところで止めてフィラープラグを入れる。1qt(1リットル弱)ボトル二本、僅かに余るくらい。

次はデフ。デフもフィラープラグから外す。こちらは14mmの六角、アレン。ラチェットのソケットを使うがフィラープラグとガソリンタンクの間の隙間が狭くてラチェットやブレーカーバーが使えない。14mmのレンチを14mmアレンソケットにかけて緩める。ドレーンの方はスペースがあるのでラチェットを使う。こちらは簡単に緩んだ。デフのプラグも両方同じもの。Porscheは別々。

プラグはクラッシュワッシャーを使うので新しいものと交換。Porscheのエンジンオイルのプラグと同じサイズ。

オイルはRed Line 75W90 GL-5。同じく手動ポンプで注入。デフもちょうど1qtボトル二本ぴったり。

テストドライブ。問題なし。1速の入りは少し良くなったかな。

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