Sienna Valve Cover Gasket – カムカバーガスケット

先日ローター交換したときに怪しいオイル漏れに気づく。エンジン左側、ドラシャの前方にオイルがベッタリ。車を止めていた地面にもオイル痕が点々と。たどっていくとエンジンの上方、ヘッド周りから濡れている。

オイル量をチェック。ミッションオイルは問題なし。エンジンオイルはかなり減っていてディップスティックにわずかに触れる程度で危険な状態。

エンジンを載せ替えてもらったときにカムシャフトシールとか打ち直してもらっていてそこから漏っている可能性もあるのでショップで診てもらった。クリーナーで洗浄しておいてテストドライブしたら数キロ走っただけでオイル漏れが確認できたので、早めの対処が必要、バルブカバーガスケットだろう、という診断。

Siennaは横置きのV6、3MZ-FE。後ろ側のバンクだとインテークを外したり、そのためのスペースを確保するためワイパーモーター、カウリングなど外す必要があったりと結構面倒。が、漏れは前側だろう、ということだったので、ガスケットを出してもらって作業は自分ですることに。

VVT-i V6 3.3とある化粧カバーを外すとカムカバーを止めているボルト全てにアクセスできる。

コイルから配線を外して10mmのボルトを抜いてコイルを外し、インジェクターのハーネスホルダーを止めている10mmのボルトを二つ外してハーネスをよけて、カバーのボルトを抜き、カバーを外す。

エンジン左側のカバー部分にオイル漏れの兆候。カバーを外すとその部分のガスケットが破断していた。ガスケットはどこかのタイミングで交換したのだろう、そのときにガスケットを変に挟んだかしたと思われる。

シリコンもところどころ使われていて、これはスクレーパーで剥がして改めて必要な部分にシリコンを盛っておく。

カムカバーにはコイルの穴にもガスケットが入っているのでこれを外して新しいものに交換。

カムシャフト半円のグロメット交換は今回は割愛。

カムカバーガスケットをカバーに入れて車に戻す。ガスケットが外れたり変に挟んだりしていないことを小さな鏡を使って確認してボルトで固定。

テストドライブ。その辺を走り回ってチェック。オイルでベッタリだったところの漏れは止まった。代わりに他で漏れ始めていたりしていないことを期待・・・。

 

 

 

 

 

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