E30 Heater Bypass – ヒーターバイパス

フロントガラスが急に曇り出し、下を覗くとエンジン後方、トランスミッションの辺りからクーラントが流れ出している。クーラントの警告灯も点灯。

とりあえず車の前部をジャッキアップして下に潜れるようにしておいて、蒸留水を追加してエンジンをかけ、どこから漏っているか探る。

エンジンルーム側からチェック。ヘッドの後ろ側にクーラントの出口があって、その付け根や、そこからヒーターなどへホースが複雑につながっているのでホースの付け根などチェックするがクーラントが流れているような漏れどころか濡れているのは確認できなかった。

エンジンが暖まってくるとまた車体下にクーラントが流れ始めたので下に潜って見ると、漏れはエンジンの後方というよりトランスミッションの後方。トランスミッションの後方、センタートンネルにプラグあって、そこからクーラントが流れ出しているのがわかった。

ということは室内から漏れている、ということ。運転席側のフロアマットをめくるとカーペットが水たまり状態になっていて、ちょうど右膝辺り、センタートンネルのカーペットにクーラント痕。助手席側は全く濡れていない。プロの友人に相談するとヒーターコアだな、と。ネットで検索しても同様、室内にクーラントが漏れるのはヒーターコア周辺に問題がある、ということらしい。

ヒーターコアを取り出すのはセンターコンソールを外したりと手間がかかる。とりあえず車が使えるようになればいいし、ヒーターは春めいて来たのでなくてもなんとかなる。ということでヒーターコアの修理は後回し。

ヒーターバイパスする。エンジンルーム側の隔壁にクーラントホースが二本つながっていてクーラントを室内のヒーターコアに送って戻すようになっている。このホース二本を外し、直接つなげてしまう。

ホームセンターに行ってホースをつなげるフィッティングを買って来てU字型のアダプターを作り、ホース二本をつなげた。室内へつながるパイプ二本は即席メクラキャップをかぶせておく。

クーラントを追加、規定量に。

漏れは止まり、処置終了。

室内に漏れたクーラントはセームで吸い取ったり、Shop Vacで吸い上げたり。乾くまでしばらく時間がかかりそう。

 

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