E36 M3 Wiper Arm and Hood – ワイパーアームボンネット干渉

4ドアE36の運転席側(左側)のワイパーアームはボンネットを開閉するときに干渉することが知られている。独設計思想の謎。

対策としていくつか選択肢がある。

  1. ボンネットを開閉するときにワイパーアームを押さえて出来るだけ当たらないようにする。
  2. ボンネットの取り付け位置を動かす。前方へ、或いはワッシャーをかませる。
  3. ワイパーアームの干渉部分を削る。が、これはアームのヒンジ部を削るのでアームを壊さないように注意。スペースを作るために削ったとしても1mm程度と微少。
  4. ワイパーアームの取り付け角度を変えて、ワイパーアームとボンネット端とのスペースを広げる。が、ワイパーが動いたときに変えた角度分だけAピラーに近づくのでAピラーにヒットしないところまで。
  5. ワイパーアームとリンケージシャフトの付け根はテーパー状のシャフト。アーム側の穴を広げてアームの高さを下げてスペース確保を試みる。

前オーナーは4.で対策。ワイパーがAピラーにヒットする。雨が多くなる季節、ワイパーを使う頻度が上がり、塗装面へのダメージが気になってしまう。

対策2.を試す。ボンネットの左側にワッシャーを追加して2mmほど浮かせる。このときに対策3.ヤスリでアームを削る加工もやってみた。が、やはりボンネットを開閉するときに微妙に干渉する。

5.の穴の加工へ進む。穴を広げるようにヤスリで削るとアーム側の溝を削り落とすので、4.の角度調整が自在になる。開閉時にアームを押さえることはまだ必要だがだいぶ改善。ワイパーがAピラーにヒットしない位置に合わせることもできた。穴はだいぶ広げてシャフトの取り付け位置が下がったのでアームを固定するナットの下にワッシャーを追加。ワイパーはスペックの地面に平行というところまでは行かないが、改善したのでよしとする。

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