E30の水温がインパネの水温系で1/4からそれ以上上がらなくなった。燃費も2割ほど悪くなった。
サーモスタットが開いた状態で固着した可能性が考えられるので交換。
エンジンを止めて水温が下がってから作業。サーモスアットハウジングのボルト3本を緩め、サーモスタットを取り出す。取り付け方向とゴムのガスケットの位置を確認しサーモスタットをハウジングから外す。クーラントが漏れるが無視。
新しいサーモスタットを向きを合わせ、矢印が上を向くようにハウジングにセットし元に戻す。ここまで5分。
付いていたサーモスタットは去年M20換装の時に入れた75度で開放するもの。外してチェックするが、閉じている。開いて固着、はしていなかった。
クーラントと蒸留水50/50の液を2リットル用意し、サーモスタットハウジングのエア抜きバルブを開け、リザーブタンクにクーラントを入れていく。エンジンをかけ、ヒーターを回し、暖気しながらスロットルを煽ってクーラントのエア抜き。
テストドライブ。残念ながら水温計は1/4を指してそれ以上上がらない。ヒーターは熱風を吹いているので水温は上がっているようだ。サーモスタットでないとするとなぜ燃費が悪くなったのか。
引き続き水温センサーの交換に進む。水温センサーは前に交換したことがある。サーモスタットのブロック側に二つ、一つがインパネの水温計用、もう一つがDME用。水温計が1/4で止まる、燃費も悪い、ということは二つ同時に逝ったということか。二つとも交換。
ハーネスを外し、インジェクターのコネクターレールをインジェクターから外し、スペースを確保、19mmのディープソケットで緩めて交換。これもものの5分ほど。
テストドライブ。水温が上がって安定するまで辺りを走る。半分と1/4の中間くらい。通常通りに戻ったのだろうか。