E30 Passenger Side Water Leak – 雨漏り戦記

E30はカーペットを持ち上げて一週間。カーペットのスポンジ部分は乾きつつはあるが、時折降る雨でまた助手席側の床に小さな水溜り、濡れができている。晴れた週末、半日かけてどこから漏れているか調査、対処をいくつか。

後部座席の方はフロアの後ろ、ドア側の隅に水溜りができる。Forumを検索すると、ドアの中の防水シートを止めているブチルゴムの隙間から水が垂れて室内に侵入するらしい。窓の外からジョウロで水を流してみると確かにドアの内張りの隙間から水滴が垂れてきた。ドアの内張りを剥がし、ブチルゴムを買って来て防水シートを取り付け直す。買ってきたブチルゴムは家屋の屋根用で少し硬い。後日車用のものでやり直さないといけないかもしれない。

前方の漏れもジョウロで水を流して様子を見る。よく言われるサンルーフのドレーンの詰まり、これはサンルーフの溝に水を流しても室内に水が入って来てはいないようなので問題なさそう。フロントガラス下部、カウル周辺に水を流すと足元の右前方の角の部分に水が垂れてくることがわかった。ここは以前鉄板の合わせ目の部分から漏れてくると思ってシリコンシーラーを盛ったところ。しかし、その部分よりもっと上の方から水が流れた跡がある。エアコンの冷媒のパイプが室内に入って来ている穴が怪しい。パイプはゴムのグロメットを通っているがこのグロメットのゴムの状態が怪しい。エンジンルーム側のグロメットの周りにシリコンシーラーを盛ろうと思うがスペースが狭くてうまくいかない。

ブチルゴムと一緒に買ってきたのがFlex Seal。スプレー缶のものとステッカー型Flex Tapeを買ってきた。

エアコンの配管のグロメットの周りはシリコンを取り除いて脱脂し、Flex Sealのスプレーを施工。ゴムの皮膜ができて水漏れを阻止できるはず。テレビのコマーシャルではボートの底を網戸のネットと入れ替えて、そこにFlex Sealを吹いてちゃんと浮きますよ、みたいなことをやっている。

鉄板の合わせ目もシリコンを取り除いて脱脂し、外側にFlex Tapeを貼り付けた。

水が漏れている周辺にアクセスするために外した右前のフェンダーライナーが一部割れているので修理。ハンダゴテで銅線を埋め込み、更にウレタン素材を溶かして溶接しておく。

雨漏りの戦いはまだ続くだろう。しばらく様子を見る。

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