GX470 on Dirt – ダート入門

GX470、ランクルプラド、手に入れたからにはダートを走ってみたい。

近所の山はいつもワインディングを楽しんで来たが、その道をずっと走っていくとダートに変わり、林道、オフロードに至るはず。休日の朝、GXで行ってみる。

ワインディングの山の尾根道を進んでいくと、路面はダートに変わり、林道っぽくなる。林道は分岐して枝葉のように山の奥へ伸びている。分かれ道の場所によってはゲートが閉まって通行止めになっていたりする。分岐の道を進んでしばらくしてゲートが現れてUターンを余儀なくされたりもする。そんなことを色々やって山の奥へと進む。だんだん道が狭くなり、雨上がりで路面の状態も悪くなり、深い泥水の水たまり、道路を横切るように水が流れた跡があり、道路が深くえぐり取られていたりもする。車高のある四駆じゃないと難しいコンディション。そこをGXは普通に走って行く。車一台が通れる幅の道の横にはATVやオフロードバイクの跡が付いた泥がむき出しのコースができている。他に人は誰もいない。路面も悪く、ぬかるんでいたりする。スマホのGPSとGoogle Mapsで自分の位置はわかるが、道がこの先ちゃんとした大きな道につながっているのか不安になり、しばらく進んで引き返して来た。クルマが泥だらけになった。

週末の午前中のドライブ、GXでダートを走ったという楽しみはあったが、ビビって引き返して来たのでなんとなくモヤモヤ感。

午後、今度はオフロードのコースやキャンプ場がある、ちゃんとした「山」に出かけてみた。一時間も行かないでそんな場所がいくつもある。フリーウェイを走って行って、Google Mapsの案内でフリーウェイを降りてダートを走って結構有名なオフロードの拠点へ。メインの目的地へのダートはきれいに整備された林道であまり面白くない。目的地に着くと、モトクロスバイクがたくさん、キャンプをする人で賑わっている。どんな人がどんな装備で来ているのかざっと感触を掴んだ。

そこから当てもなく林道を走ってみた。林道から脇道にそれて狭いダートを進んでみたり。行き止まりになって折り返したり。林道、そして脇道を人が歩ける幅もない獣道のネットワークが巡っていて、そこを走るモトクロスバイクに乗った大人、子供に時折遭遇する。林道をどんどん進む。時折道が荒れていて水たまりがあって泥水が跳ね上がる。木々が伐採され、開けて見晴らしのよい尾根道に出たり、滝や川が流れる沢、橋を渡ったり、崖から崩れ落ちた岩が路面に転がっていたり。四駆でしかできない悪路のコースがあったりするようだが、そういう脇道には行かなかった。ぐるっと林道を数十km走り、堪能した。

クルマはすっかり泥で汚れた。さすがランクル、きれいな状態より泥まみれになっていた方が断然かっこいい。

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