GX470 Brake Service – ブレーキ整備

ブレーキペダルを踏むとリアからゴリゴリ音がする。パッドが無くなってパッドのメタルとローターが擦れる音。パッドを新調する。フロントもついでに。

リアをデフで上げて右後から作業。

外したパッドと新品のパッド。

パッドと一緒に付属の新しいクリップも使って交換。

左後。ブレーキを踏むとゴリゴリ言っていたのは右後と思っていたが左側だった。内側のパッドが完全に摩耗して一部メタルが露出。本当はローターもメタル同士の接触で傷が付いたので交換すべきだが割愛。

左前。

GX470のフロントは4-pistonの立派なキャリパー装備。

フロントは片方ずつジャッキアップして作業。ピストンを引っ込めるのが少しむずかしい。古いパッドをテコにしてピストンを押し込む。パッドに同梱のM字の形をした新しいクリップを使った。パッドをキャリパーに止めるピンのクリップも同梱されていたが気付かず、使わなかった。

右前。キャリパーの内側のピストン2つを引っ込めようと古いパッドをテコにしてやるが引っ込まない。外側のピストン2つは普通に引っ込んだ。キャリパーをハブから外してスプレッダーなど使うが動かない。

左前のキャリパーはピストン固着がひどく、キャリパーごと買って交換したが、今回も諦めてキャリパーを近所のオートパーツ屋で買って来た。$100ちょっとで買えるので、変にガスケットなど買って自分でオーバーホールするよりコスパが良い。在庫があって良かったと思って家に戻り、クルマに付けようとしたら、ブレーキラインがうまく付かない。よく見るとブリーダーバルブが下に行ってしまっている。手に入れたのは左前のキャリパーだとわかる。

左前用キャリパー。ブリーダーバルブとブレーキラインの口の位置が合わない

左前用

左前用

オートパーツ屋に戻って品番を確認すると出してもらったのは右前とあり、品番の打ち間違い。左前を出してもらうと左前の品番の箱に右前のキャリパーが入っていた。その「左前」に交換してもらう。「左前」の在庫があって良かった。

右前用。正しいパーツ。ブリーダーバルブが上になる

右前用

家に戻ってキャリパーの交換。キャリパーの交換は至って簡単。ラインを付け替えるだけ。フルードももたもたしなければそんなに失わない。ラインもつなげ、キャリパーをハブに取り付け、新しいパッド、クリップなど使って組み立てる。エア抜き。助けを呼んで、ペダルを踏んでもらってエア抜き。

テスト走行。OK。

ブレーキフルードは補充して分量を合わせておく。

外したキャリパーは新しいキャリパーを買ったオートショップ屋に持って行って「Core」として引き取ってもらう。・・・という仕組み。リビルト品として再生される。

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