911 RS Heater Bypass Air Duct – RSヒーターダクト

夏の終わりにポルシェのショップであったスワップミート、そこで見つけた964/993 RSのヒーターバイパスエアダクト、純正品、格安でゲット。

通常の964、993のCarreraにはヒーター用のブロワーモーターがエンジンルーム内にあり、そのブロワーがヒートエクスチェンジャーに空気を送り、そこで熱された空気がキャビンに向かうようになっている。RSはそのブロワーモーターがない代わりにこのバイパスダクトが使われている。

純正品として買おうとすると非常に高価。カーボンファイバー製のアフターマーケットモノもあるが、この数年で馬鹿みたいに値上がりしてしまっている。エンジンルーム内で目立つパーツなのでカーボンファイバー、というのは大いに分かる。例えば、こんな感じ。

3.6リッター換装のとき以来、いずれ機会があったら純正品なりカーボン製なりに交換したいと思っていたが、換装時に入れたL字ダクトと耐熱蛇腹ホースの組み合わせで機能を果たしていたし、全く問題なし。しかし、今回スワップミートで純正品にめぐり逢い、その機会が訪れた。

車に取り付け。

エンジントレー側、デスビ横の口にダクトの下側を入れようとするが、エンジンマウント部分のボディフレームが邪魔して入れることができない。エンジンマウントのボルトを緩め、エンジンをジャッキで受けておいてエンジンを少し下げてスペースを作る。ダクトがつながるファンシュラウド側のプラスチックのカバーも一回外してダクトと繋げて作業。

スペースを更に確保するため、エンジンマウントのボルトのナットも外す。右側のマウントは何も邪魔するものがないので良いのだが、左側は作業スペースが厳しく、ワッシャーとナットを戻すのに工夫が必要。何度もワッシャーとナットを落とし、いちいちマグネットで拾う。

ワッシャーとナットはホットグルーでくっつけ、メガネレンチに入れてメガネレンチを使ってボルトに合わせ、繋げた。

デスビのホースをダクトのニップルに繋げ、

終わり。

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